大観峰展望所目次
大観峰展望所とは熊本県の阿蘇外輪山最高度地点、標高936mに位置する天然の展望台です。
「ダイカンボウテンボウジョ」と読みます。
北外輪山のほぼ中心に位置しています。雄大な大自然を感じることができ、巨大カルデラの内部に出来た、「根子岳」「高岳」「中岳」「杵島岳」「烏帽子岳」である阿蘇五岳を望むことができる最高の眺望スポットです。
所在地は熊本県阿蘇市山田。
1922年頃に熊本の文豪の徳富蘇峰が「大観峰」と命名し、それ以前は遠見ヶ鼻と呼ばれていました。
ここから見られる五岳はお釈迦様の寝姿に見えることでも有名で、特に雲海が出たときの景色は「雲海に浮かぶ涅槃像」としても有名。
カメラを持った人も多く訪れます。初夏、秋から冬には、雲海スポットとしても人気です。
平日でも県内外から、観光客が多く訪れる阿蘇観光の定番スポットで阿蘇五岳の火口見学と並ぶ人気の絶景スポットが大観峰展望所です。
四季折々の阿蘇の景色を楽しめて、日本にもこんな壮大で、素晴らしい絶景を望める場所があったのかと感動する場所です。
バリアフリー、ペット同伴もOKで、老若男女、子供からお年寄りまで、家族全員で楽しむことができる観光スポットといえます。
ライダーの方やドライブの方の休憩所としても人気があるスポットです。
季節や時間帯によって景色は移り移り様々な景色を見ることができるのがこの大観峰展望所の大きな魅力です。
色とりどりの阿蘇の景色は圧巻。リピーターになる方も沢山いる場所です。
大観峰展望所から阿蘇の全体像を眺めると、雄大な自然に感動すること間違いなしです。
日中は雲海が出ることが多いのも人気の理由です。
日常生活ではなかなか見ることのできない雲海。
雲を上から眺めることができるのは特別です。
雲海を見たい場合は、季節だと秋ごろに発生しやすいと言われています。
時間帯は、冷え込む夜明け前から早朝のタイミングを狙うのがいいそう。風が弱かったり、雨あがりだと、さらに見えやすいと言われています。
日の出の時間も素晴らしい絶景を眺めることができます。
早朝のタイミングで雲海を見られない場合も、日の出の時間を待ってみましょう。
天気がいい日であれば、きれいな日の出を眺められ、最高の気分で一日をスタートさせることもできるでしょう。
日の出であれば、雲海よりもみられる確率がアップします。
雲海や日の出、日中の景色もさることながら、大観峰展望所では、夜景も素晴らしく、夜景を見に来る方も沢山います。
夜空に輝く星と、街の光とのコラボレーションは幻想的。阿蘇に宿泊する方は、日が暮れた後に行くのもいいかもしれません。
大観峰展望所ではタンデムフライトも体験できます。タンデムフライトとは、インストラクター付きの二人乗りのパラグライダーです。
予約制なので、トライしてみたい方は事前に予約しておくのがおすすめです。
大観峰展望所には、阿蘇大観峰茶店もあります。食事を楽しめたり、お土産を購入すこともできます。
阿蘇大観峰茶店には名物があります。
阿蘇小国ジャージー牛乳手造りソフトは阿蘇大観峰茶店限定品。
健康なジャージー牛から、絞りたての牛乳だけを使って作られたソフトクリームです。
阿蘇小国ジャージー牛乳飲むヨーグルトや、軽食を楽しむこともできます。
大観峰の駐車場から展望所までは、歩いて約10分です。きれいに整備されている
アスファルト道、バリアフリーの遊歩道も嬉しいポイントです。
子連れのベビーカーの方や車いすを利用している方でも通りやすくなっています。
遊歩道以外にも、土を積み上げて作った堤のようなつくりの、草原の境界線の名残といわれる土塁と言われる土の道もあり、こちらを歩いてお散歩することもできます。
優先トイレもあり、子どもから年配の方にまで使いやすい観光スポットです。
日陰がないので、日傘や日焼け止め、帽子、飲み物などは持参してい浮くのがおすすめです。
冬には、風も強く感じられるので防寒対策を忘れないようにしましょう。
大観峰展望所の見どころはやはりなんといっても、目の前に広がる雄大な自然、パノラマビューの大絶景です。
運よく雲海を眺められることができれば、一生の思い出になることでしょう。
街の様子が分からなくなるくらい、肉厚の雲海を眺められることもあります。
うっすらとかかる雲海が見られる日も、それはそれで絵になり幻想的です。
阿蘇山は総称で、火山の噴火によってできたカルデラ盆地と、その中央にそびえる阿蘇五岳である、根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳、カルデラの周りを囲む外輪山という山も含めた全域を指すのが阿蘇山です。
その阿蘇五岳を望むことができるのが、大観峰展望所。
雲海を眺められなくても、雄大なパノラマビューは息をのむ美しさです。
阿蘇五岳は、お釈迦様の寝姿に見えることから「涅槃像」と呼ばれています。
山頂がギザギザの根子岳がお釈迦の横顔で、次に高岳が胸。
中岳の噴火口あたりがおヘソで、杵島岳、烏帽子岳が膝…と、景色と共に、涅槃像に見えるかどうか楽しみながら眺めるのもおすすめです。
大分のくじゅう方面の景色も楽しめます。野焼き後の茶色の大地を見られる季節もあります。
また、水田もまるでパッチワークのように見えたり、時間帯や季節により表情を変えて絶景を楽しむことができるのも見どころいえます。
大観峰から菊池渓谷方面に進んだところにあるレストラン北山では、絶景とともに料理をいただくことができます。
熊本赤牛の倍喰丼や赤牛サーロインステーキ、赤牛のビーフシチュー、ハンバーグなど、熊本阿蘇の赤牛を色々な料理で楽しめるメニューが沢山あります。
店内でもテラス席でも食事することができますが、天気がいい日などは、テラス席で阿蘇の景色を眺めながら食事できるのがポイント。
バイクでくるお客様も多い人気のレストランです。
大観峰展望所から車で約10分のところにある、阿蘇スカイライン展望所も見どころスポットです。
絶景駐車場として知られています。
標高約900メートルの場所に位置し、綺麗な夜景を眺められるスポット。
日中は阿蘇五岳や大観峰を眺められ、雄大な自然の美しさを感じることができます。
くじゅう連山まで見ることができる場合もあります。
砂利敷の広場には数十台の駐車スペースがあり、特に売店やトイレもない駐車場ですが、ドライブがてら、少しここに車を停めて、景色を楽しむことができます。
大観峰展望所から焼く2.6キロメートルのところには阿蘇観光牧場があります。
県道45号線通称ミルクロード沿いにある観光牧場です。
4月から12月には、赤牛と羊が放牧されていて、阿蘇の牧場風景を身近に眺めることができます。
食事もできるレストランエリアもあります。
囲炉裏で赤牛バーベキューを楽しむことができて、人気です。
まるで緑色のカーペットを広げたような草原は圧巻。美しい景色が広がっています
クロスカントリーコースもあるため、学生の合宿に利用されることもあります。
阿蘇ミルク牧場は、動物ふれあい広場があり、豚や子ヤギ、羊や牛などを身近に感じることができる牧場です。
牧場内には自由に動き回っている動物もいるので、自然な姿を見ることができます。
牧場体験を楽しむこともできます。
牛の乳しぼりや、ポニーへの乗馬、ウインナーや牧場のパン作り、バター作りなどにチャレンジすることができる場所です。
野菜の収穫体験や、トラクターバスに乗ったり、グラウンドゴルフを楽しむこともできます。
自家製のミルクやお肉を使った料理を食べられるレストランも場内にあります。
阿蘇カドリー・ドミニオンは子供連れの家族にも人気の阿蘇山の麓にある動物エンターテインメントパークです。
高愛奈敷地に100種類、500頭羽の世界の動物がいます。
ダチョウやアルパカ、蛇、犬、ネコなどとのふれあい体験をできたり、ペンギンやクマやハリスホーク、ニホンザルなどいろいろな動物たちと、キャストによる動物エンターテイメントショーも見ることができます。
阿蘇を代表する観光地である草千里ヶ浜は、噴煙をあげる中岳を望み、池や放牧された馬が悠々と歩く姿を眺めることができます。
絶好のロケーションで人気の観光地の一つです。
「クサセンリガハマ」と読みます。
これぞ阿蘇というような景色を眺めることができます。
夏は緑の草原が輝いていて、冬になれば、そこは幻想的な白銀の世界となり、季節ごとに様々な景色を眺められるのもポイント。
一年を通じて多くの人たちが訪れる場所です。
草千里ヶ浜の近くにある、草千里珈琲焙煎所はオシャレなたたずまいで、写真映えもすることで人気を集めています。
草千里ヶ浜を一望できるロケーションに建っているのがポイント。
ロータリー兼カフェで、熊本の人気店である、珈琲回廊がプロデュースしているお店です。
白を基調とした店内や縁側のようなテラス席もおしゃれ。
どこに座っていても草千里ヶ浜の景色を楽しむことができるのが魅力。
おしゃれな空間と雄大な景色でコーヒーブレイクすることができます。
コーヒーやかわいくハート型にデザインされているカフェラテなどを楽しむことができます。
大観峰展望所は、車の場合は菊水ICから90分、熊本ICから90分、福岡から120分の場所に位置しています。
阿蘇駅からは車で約20分の場所です。
阿蘇山中岳火口からは車で約50分となります。
大観峰駐車場は無料で500台駐車することができますが、人気スポットのため土日祝日は混雑するので注意が必要です。
大型バスで来る方もいますし、県内外から多くの車が駐車場待ちをしていることもあります。
駐車場はその他にも近隣にたくさんあります。
混雑する時期になると、駐車場が満車のために、右折待ちの車が道をふさいで大渋滞となることがあります。
剣道11号線のやまなみハイウェイ方面からの左折は比較的スムーズに駐車場内に入れることもありますので、事前に道路状況を確認し、大観峰展望所に左折で行けるルートを選んでおくのもいいかもしれません。
駐車場のゲートは夜間にはしまります。
駐車場からは、遊歩道を歩くと展望所にたどり着けます。
車がない場合には、バスと徒歩で向かうことも可能です。
ただ、阿曽駅からはバスは一日に4本~6本なので、時間に注意が必要です。
また最寄りのバス停から片道で約40分ほど坂道を歩く必要があります。
可能であれば、レンタカーなど車で行く方が行きやすいかもしれません。